8月7日(火)大阪府行政書士会にて平成30年度住吉支部第一回研修を開催しました。
テーマは「ビザ業務に関する基本講座」。
講師は住吉支部が誇る外国人業務のプロフェッショナルである常峰先生にお願いしました。
かなりの猛暑だったにもかかわらず、通常の支部研修では30名程のところ、60名を超す大勢の方にお越しいただきました。
改めて関心度の高い講師・テーマだと実感致しました。
講義は常峰先生の初めての依頼が残念ながら『失敗』してしまうところからスタートします。
しかし、それがずっと心に残り、勉強に勉強を重ね、今が有るそうです(モチロン今も日々勉強に励んでいます!)。
内容は主に講師の具体的な体験談や失敗談、それらから学んだコツなどを惜しげもなく披露してくれました。
入国管理局は不許可の際、聞けば理由を教えてくれますが、外国の方には少々飲み込みが難しい内容が多い事が現状です。
そこで、お客さんと同行し、聞いた理由をわかりやすく説明してあげるなどのフォローをすることで信頼関係が生まれます。
そこから、別の依頼を受けたり、知人を紹介してくれたりと、受注が広がって行く事も珍しくないとのこと。
お客様に寄り添う事が大切だと力強く語ってくれました。
また、VISAを取り扱う行政書士は4大都市に集中しており、地方では少数なので遠方より依頼が来ることが多く、市場として開拓の余地が広いと感じているそうです。
私が一番印象に残った事は、「一つの事に対する考え方・モノの見方は当然、海外と日本では差が生じます。つまり理解の仕方も変わるので、依頼者・管理局双方に粘り強く、根気よく説明する事が大切。
一つの方法の可能性が低くても絶対にあきらめず、【別の方法を限界まで探す事】」でした。
それが自分の知識向上にもつながる事かと思います。
そして内容の濃い研修の後はお馴染みの中華料理屋で懇親会へ。
コチラもありがたい事に他支部の方が大勢参加され、森さこ支部長の挨拶・北山相談役の乾杯の後からすぐにアチコチで交流の輪が出来ていました。
支部間を超えての交流や情報交換など、ますます行政書士としての知識向上や発展に繋げていける良い時間となりました。
最後になりましたが出席いただいた先生方・講師の常峰先生・準備頂いたご担当者の方々、貴重な時間を本当にありがとうございました。