12月13日(金)令和元年度住吉支部 第1回研修会が開催されました。
今回の講師は中央支部の宮本 政幸先生です。
宮本先生は15年以上の実績を誇る入管業務の専門家です。
また、2年間、中国雲南省「雲南大学」に留学経験があり、本物の中国語での会話と、穏やかな話し方でお客様からの信頼も厚いベテラン先生です。
今回のテーマはズバリ「特定技能」。
昨年2018年12月の国会において、「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」が可決・成立しました。
その中で、 「特定技能」が新設され人手不足が深刻な産業分野において、2019年4月1日より新たな外国人材の受入れが可能となりました。どんどん日本に来る外国人が増え、日本での仕事が注目される時代に変化しつつあります。
講義は非常に実務に際した内容でした。
新しく始まった、特定技能1号、特定技能2号と以前から採用されている技能実習との比較。
特定技能は通算5年が上限5年家族の帯同が認められないのに対して、特定技能2号は5年の縛りもなく家族の帯同ができる。技能実習生は3年。
就職できる分野が決まっているとはいえ、これから日本で働く外国人の方に受け入れ態勢が非常に大きくなったという印象を受けます。
その他にも、人材の要件(技能評価試験や日本語試験等)、会社側の支援(事前ガイダンス、公的手続等への動向等)の必ずおこわなくてはならないもの。
まだ現在、制度が始まったばかりで、これまでに外国で日本語試験が始まったことや、日本側で登録支援機関が増えていること等、これから行政書士としてどうやってかかわっていけばいいか等、非常に濃い内容の講義でした。
また、宮本先生もこれからの業務のため登録支援機関としての登録したそうです。
今回は、住吉支部として初めて利用するソラリ 谷町店での忘年会です。
いつもの中華とは違い、おしゃれなダイニングで洋風のコース料理です。
ゆったり座れるソファー席で先程までの研修と違いリラックスモードです。
御来賓の坂本副会長からお言葉をいただき、北山先生の乾杯で始まりました。
あちこちで、業務の話から政治、健康の話題と話が尽きません。
会場が温まった処で、新入会員の挨拶があり、場に歓迎ムードが流れます。
最後は日下先生の一本締めでお開きとなりました。
今年一年、笑顔で締めくくることができました!
改めまして参加いただきました先生方、ありがとうございました。
皆さま来年も、楽しい一年になりますように!