平成27年9月16日(水)西成支部研修会開催。

平成27年9月16日、西成支部研修会が開催されました。

今回のテーマは「外国人関連業務に関する相談の受け方・答え方」。
講師には、中央支部支部長の宮本政幸先生をお招きし、夕方18時より2時間の間、たっぷりと講義をしていただきました。

行政書士業務の中でも、建設業許可や相続と並んで代表的な業務の一つですが、我が支部でも経験したことのある会員も少なく、しかし日本でも外国人労働者の活躍や、国際結婚等、外国人に関する手続きやニーズはどんどん増えてきており、相談件数も今後ますます増えてくるであろう分野でしたので、会員の皆さんとても興味深く研修に耳を傾けておりました。
宮本先生の研修は、最初に在留許可の種類等について、基礎的な部分を説明していただき、その後の大半の時間を、実際の実例を基にした一問一答形式のレジュメを使って説明をしていただきましたが、この研修の進め方は非常に良かったと思いました。
基本的な知識は大事なのですが、その説明だけではどうしても頭に入ってきません。実際の場面を体験したり、もしくは想像したりすることで、イメージが具現化されます。そのときにどんな受け答えをしたのか、どのような対応をすればいいのか、何通りものパターンや場面があり、我々の業務は、そのような出来事の積み重ねだと思います。
外国人に関する手続きは、不法入国に知らずに手を貸している、という結果になる可能性もあり、そのような理由で躊躇してしまうことも多いですが、そのようなグレーな実例のお話もしていただき、2時間全く眠たくなることもなく、とても面白い研修でありました。

研修のあとは、行政書士会館近くの中華料理店で懇親会を行いました。
夜の22時半からの懇親会というのにもかかわらず、多くの方が参加されて料理とビールを楽しみました。私としては、週のど真ん中でビールを飲みすぎて、次の日に後悔しましたが。。。
宮本先生の方のテーブルでなぜか長渕剛の話になり、宮本先生を巻き込んで、昔の曲の話等マニアックな話題で盛り上がりましたが、個人的にはもう少し外国人手続のお話を聞きたいと思っていただけに、長渕の話題に食いついてしまった自分に、少し後悔してしまった懇親会でした(笑。